#ニューヨーク近代美術館/MoMA

ニューヨーク近代美術館(MoMA)は、ニューヨークマンハッタンのミッドタウンにある美術館。1920年代にリリー・P・ブリス、メアリー・クイン・サリバン、アビー・アルドリッチ・ロックフェラーという3人の女性によって発案され、1929年にアルフレッド・H・バーJr.により創設された。20世紀以降の近現代美術を専門とする世界有数の美術館として知られている。


設立当初は5番街に建てられたオフィスビルを使用していたが、数回の移転と拡張を経て1939年に現在の53丁目に移転。2000年にはコンテンポラリー・アートを専門に展示するスペースPS1を吸収し、MoMA PS1をオープン。また、2002〜2004年にかけて大規模な改修工事を行い、谷口吉生によって設計された新しい建物には、ガラスと石材を多用した近代的な外観が特徴で、館内も広々とした空間が確保されている。
MoMAの収蔵作品には、絵画や彫刻、写真、版画、素描、建築、デザイン、映画など多岐にわたり、その数はおよそ20万点に及ぶ。アンディ・ウォーホルの《マリリン・モンロー》シリーズやピート・モンドリアンの《ブロードウェイ・ブギウギ》、アンリ・マティスの《ダンス》、ピカソの《アヴィニョンの娘たち》など、近代美術を代表する芸術家の作品が多数所蔵されている。


MoMAのミュージアムショップMoMA Design Storeは、ニューヨーク本店のほか、東京と香港に展開されており、美術館のコレクションにちなんだ商品や、著名なアーティストとコラボレーションしたアイテムを販売している。また、ユニクロとの協業によるTシャツやスウェット、キャップ、トートバッグなども人気を博す。
近年MoMAではデザインやインタラクティブな体験を重視しており、2012年には「パックマン」や「Minecraft」をはじめとする14のゲームを収蔵。また、2013年には「Applied Design」展の一環としてこれらのゲームを展示し、芸術表現の一形態として位置づける先駆的な試みを実施した。
20世紀以降の美術の流れを俯瞰できる貴重なコレクションを有し、現代アートの最前線を体感できる場を提供するMoMaは、世界中から多くの観光客が訪れる人気の美術館だ。

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