2023年のアートフェアをおさらい！ 初開催のART SG・東京現代、Paris+ etc.で何が売れた？
2023年、世界では老舗から新進まで様々なアートフェアが開催された賑やかな1年だった。アジアでは、アート・アッセンブリーが主催する2つの国際的なアートフェア、シンガポールのART SGと日本の東京現代が初開催。好評を博した。以下、フェアの見どころが詰まったベストブースの記事で、2023年に開催されたアートフェアを振り返ってみよう。
第1回目のART SGプレビューの様子。Photo: Debbie Y2023年アート・バーゼルParis+の必見作品ベスト10
今年もParis+の会場となったグラン・パレ・エフェメール。Photo: Courtesy of Paris+ par Art Basel
昨年に続き、今年もパリのグラン・パレ・エフェメールで「Paris+ par Art Basel（以下、Paris+）」が開催された（10月22日まで）。10月18日のVIPデーには、大勢のコレクターたちで賑わった。
US版ARTnewsが厳選！ 2023年フリーズ・ロンドンの注目ブース10選
フリーズ・ロンドン2023のピラー・コリアスのブースの様子。ソフィー・フォン・ヘラーマンの作品を展示。Photo: LINDA NYLIND/COURTESY FRIEZE
世界的なアートフェア、フリーズ・ロンドンが10月11日からロンドンのリージェンツ・パークで開催された。20周年を迎えた今年は、46カ国から160以上のギャラリーが出展。その中から、US版ARTnews編集部が注目したギャラリーと作品を紹介する。
活況を呈した2023年アーモリーショーのベストブース10
2023年のアーモリーショーの会場。Photo: Alex Greenberger for ARTNEWS
9月のニューヨークで見るべきアートイベントは数多い。中でも注目を集めた大型イベントといえば、今年もジャヴィッツ・センターで開催された大規模なアートフェア、アーモリーショーだ。2021年、初めて会場をジャヴィッツ・センターに移したときには新型コロナウイルスの世界的流行がもたらす不安感が支配していたが、今ではムードは一転して明るくなり、展示されたアート作品も活気に満ちていた。
フリーズ・ソウルのベストブース10選。韓国の気鋭アーティストが勢揃い
第2回フリーズ・ソウルの会場風景。Photo: Jung Yeon-Je/AFP via Getty Images
第2回フリーズ・ソウルが、9月6日から9日まで開催された。世界各国からギャラリーやアートスペースが集結した同フェアで、最も注目を集めた注目ブースを紹介する。
Tokyo Gendaiが初開催！ 最も盛り上がったブースは？
Photo: Tokyo Gendai
7月6日の午後2時、VIPデーから始まったTokyo Gendai。現地を訪れたUS版ARTnewsの記者が、初日に最も活況を呈したブース8選を紹介する。
型破りな大型インスタレーションが集結！ アート・バーゼル2023の「アンリミテッド」部門ベスト9
出展者：ナーゲル・ドラクスラー、協力：メレディス・ローゼン。Photo: Maximilíano Durón/ARTnews
アート・バーゼルの中でも、型破りな面白さで定評があるのが大型インスタレーションを集めた「アンリミテッド」部門だ。76のプロジェクトが発表された今年も例外ではなかった。
アート・バーゼル香港は「人権」に関連する作品が多数。8つのブースから振り返る。
アート・バーゼル香港2023の会場。Photo: Maximilíano Durón/ARTnews
アート・バーゼル香港が、3月21日から2日間のVIPプレビューを皮切りに、香港コンベンション＆エキシビションセンターで開催された。今回のフェアを特徴づけた作品と出展ブースを紹介する。
アジアの中心はシンガポール!? 初開催ART SGのベストブース7選
第1回目のART SGプレビューの様子。Photo: Debbie Y
第1回ART SGが、数度の延期を経てついに開催された。プレビューが行われた1月11日は、シンガポールでは2018年以来の大規模アートフェア開幕という記念すべき日になった。そこで注目されたギャラリーや作品を紹介しよう。
