謎めいた古代エジプトの神々、その変身の軌跡──NYで開催中「Divine Egypt」展をレビュー
- TEXT BY ALEX GREENBERGER
ニューヨークのメトロポリタン美術館で、「Divine Egypt(神々のエジプト)」展が開幕した(2026年1月19日まで)。同館では十数年ぶりとなる大規模なエジプト展は、タイトルが示す通り、古代エジプトの神々を表した図像や彫像を数多く集めて展示している。これらの神は、当時の人々にとってどんな存在だったのだろうか。

一対の耳がもう一対の上に積み重なるように刻まれた石灰岩の塊。女性の頭部を持つ蛇の像。蹄の代わりに骨ばった前足を持つ馬のような生物の小像。人間の男性を守るように立つハヤブサの彫像。人の頭を持ち、胴体の前部分がコブラ、後ろがウナギのブロンズ像──。
何とも奇妙なこれらの像は、シュルレアリスムのリバイバルが定着した今、現代アートの展覧会に並ぶ作品のように見えなくもない。しかし実際は、2000年以上も前に作られたものだ。これらの遺物が一堂に会するメトロポリタン美術館(MET)で開催中の「Divine Egypt(神々のエジプト)」展では、古代エジプト人が奇妙なものを好んでいたことがうかがえる。


古代文明の謎めいた威厳と神秘性
この展覧会で特に不思議なのは、大きな石英閃緑岩を彫ったスカラベ(フンコロガシ)の彫刻で、滑らかな背中が醸しだす優美さと、そのすぐ下にある恐ろしい大顎が奇妙な対比をなしている。古代エジプト人はこの甲虫が日の出を司る神、ケプリを表していると知っていたはずだ。だが、おそらくそんな彼らでさえ、これを見てこの世のものとは思えない異様さを感じたのではないか。
とはいえ「Divine Egypt」展では、このスカラベよりは現代人に馴染みやすい展示品も数多く集められている。たとえば、猫型の棺やファラオの彫像、ファイアンス(トルコ石などの青い貴石を真似たガラス質の焼き物)のお守り、金のペンダントなどだ。その一方で、長い歴史の中で情報が失われたため、説明の難しいものもたくさんある。そうした遺物に向かい合う現代のキュレーターたちは、残された断片的な記録に基づいて古代エジプトに関する知識の空白を埋めようとしている。
古代エジプト代々の王朝で信仰された神々に光を当てたこの大規模展を見て思うのは、その全てに不可知性が組み込まれているということだ。これを作った人々は、神々を不思議な形で表すことで、人間とはまったく違う存在だと示そうとしたのだろう。
解き得ない謎が持つ魅力──それこそがMETの古代エジプト展に大勢の人々が惹きつけられてきた理由かもしれない。少なくとも元館長のトマス・ホーヴィングはそう言っている。1978年に開催された「Treasures of Tutankhamun(ツタンカーメンの秘宝)」展が、100万人以上の来場者を集めた理由を問われたホーヴィングの答えは「古代文明の威厳と神秘性」。エジプト美術の分野で初の大規模展だったツタンカーメン展は、当時、類を見ないほどの成功を収めた。そして、これを上回る人気を集めた展覧会は、その後もほとんどない。
現在開催中の「Divine Egypt」は、METでは2012年以来の大きなエジプト展となる。ただ、250点ほどの作品が並ぶ規模ではあるものの、1978年のツタンカーメン展のようなキャッチーな派手さはない。展示品のうち約140点は膨大なエジプト美術コレクションを有するMETの所蔵品で、残りの作品はほかの展示施設から借り受けたものだ。しかし、意外なことにエジプトの展示施設から貸与されたものはない。
また、この展覧会はMETで最大級の特別展示スペースで開催されているが、そこに並ぶ展示品のほとんどは控えめなサイズで、ガラスケースに収められていなければ手のひらに乗せられるほど小さく、精巧に作られたお守りや置物などが多い。
キュレーターのダイアナ・クレイグ・パッチとリサーチ・アソシエートのブレンダン・ヘインラインが企画したこの展覧会は、どちらかと言えば地味な印象を受ける。それでも、数々の逸品を一覧できるまたとない機会であり、この規模の展覧会では珍しく明確なテーマに沿って構成された、まさにMETが最も得意とするタイプの展覧会でもある。


リミックスされ、さまざまに変身する神々
「Divine Egypt」展がテーマとしているのは、言うまでもなく古代エジプトの神々だ。古代エジプトでは約1500もの神々が崇められていたというが、この展覧会は見やすさを考慮して25ほどを取り上げている。展示品は年代順ではなく興味深いサブテーマごとにまとめられており、時代や地域ごとに神々がどのように生まれ、再構成されてきたかが分かるようになっている。神々の特徴は繰り返しリミックスされ、リメイクや解体が行われた。さらに、もとは別だった神同士が1つに統合されることもある。
会場に入って最初のセクションには、ファラオだけのために作られ、民衆が見たり触れたりすることのなかった品々が並んでいる。ここで示されているのは、それぞれの神がどのような特徴で表現されていたかだ。たとえば、天空の神ホルスは、しばしばハヤブサの特徴を持つ姿で表現されている。ある石灰岩の像では、真っ直ぐ背筋を伸ばした姿勢で座ったホルスが、隣に座るファラオ、ホルエムヘブの背中に腕を回しており、まるで仲の良い友人同士のようだ。また、広げられたホルスの鉤爪の間に、小さなネクタネボ2世が立つ様子を表したメタグレイワッケ(硬砂岩の一種)の美しい彫刻もある。
中には、いくつもの異なる姿で表された神もいる。豊穣や母性、愛、舞踊を司る女神ハトホルのセクションでは、それぞれの展示物を注意深く見比べてほしい。紀元前4世紀に作られた柱の断片に登場するハトホルは、人間の顔に牛の耳が付いている。その近くにある紀元前15世紀のハトホル像は完全に牛の姿をしており、水晶でできたアーモンド形の目を持つ。そして、紀元前12世紀から7世紀の間に作られた小さなペンダントでは、三角形の額と金色の瞳を持つ全く別の牛の女神バットに変身している。
こうして展示を見てくると、古代エジプト人にとって神々は変身する存在であったことが分かってくる。紀元前7世紀から1世紀にかけ、ファイアンス技法で作られたハヤブサの頭とワニの体を持つ青いお守りからもそれは明らかだ。鳥の頭はホルスを表しているのだろう。だが、ウロコに覆われた長い背中はナイルの神セベク、それもおそらくはファイユーム地方で崇拝されたこの神の一形態であるソクノパイオスの特徴だと考えられている。

ファラオだけが入れる神殿を飾っていた神々の姿はやがて、礼拝所に置かれたり祝祭の行列で運ばれたりする品々に描かれ、広く民衆に知られるようになった。そして、その間にも神々は変容を続け、それぞれの姿がボードゲームや死の儀礼などに取り入れられた。たとえば、蛇がトグロを巻いたような、蛇神メヘンの円形のゲーム盤は必見だ。また、猫の頭を持つ女神バステトにちなみ、猫をモチーフにした品物が数多く作られたが、その中にはデヴィッド・リンチの『イレイザーヘッド』に出てくる赤ん坊そっくりな猫のミイラもある。
この猫のミイラには、1978年にホーヴィングが語っていた神秘性はあるものの、威厳というほどのものはない。しかし、それは悪いことではない。「Divine Egypt」展の良いところの1つは、謎めいた神々が人々の日常とかけ離れた存在ではなかったことを示している点だ。神々の姿は、巨大な神殿や重厚な石棺だけでなく、簡単に持ち運びできる物にも刻まれ、その異質性を主張していた。
そうした意味では、サイズが小さい展示物に関しても、素通りせず眺めてみることをお勧めする。私のお気に入りは、ヌビアの王たちがエジプトを支配していた紀元前8世紀に作られたハトホルのペンダントだ。女神の頭部は、丹念に削られた水晶の塊の上に金箔を施して表現されている。
このペンダントの所有者だったピイ(第25王朝のファラオ)の妻は、かつてこの水晶の中に重要な物が入っていたことを知っていた。それは「魔法の物質」、あるいは金に包まれた祈りだとされていたのではないかとキュレーターたちは推測しているが、私たちが見ることができるのは、それが残した茶色い残留物だけだ。2000年を経た今も、このお守りは解き明かせない謎を秘めている。(翻訳:野澤朋代)
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